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メーカーから見る歯科業界の取組みと展望

【日 時】 平成22年 8月18日(水) 19:00~21:00 
(夏期休暇の都合上、今回は第3水曜日に開催されますので、

お間違いのないようにお願い申し上げます)

【場 所】 ㈱横浜トラスト歯科技工研究所 (横浜市神奈川区台町14-15 栄ビル2F)
【内 容】
・19:00-19:30
 テーマ:  ~ メーカーから見る歯科業界の取組みと展望 ~
 発表者:  柏木直哉 氏 (歯科技工士)
       (株式会社 松風 東京支社)  http://www.shofu.co.jp/
・19:30-21:00
 ディスカッションテーマ: 「~歯科医療機器産業と歯科技工~」(多品種少量生産という特異性を論考する)

【参加料】 無料

 

「メーカーから見る歯科業界の取組みと展望」  

株式会社松風 東京支社 柏木直哉 


 

平成19年、業界初となった「歯科医療機器産業ビジョン」が官・学・産の3者共著により打出されてから3年が経過しました。このビジョンは、日本のもつ優れた素材と高い技術力が国際競争力に対抗できていない現状を打破し、国民により良質な歯科医療機器を国内企業から適切に供給していくこと、また、国際競争力を高めることによる経済活動の活性化を目的としています。
例えば世界的に市場を伸ばしているジルコニア素材は日本の技術でありますし、チタン製鋳造用金属の素材と加工技術も日本製、歯科用インプラントの加工機(NC工作機)の大半も日本製です。ところがこれらを使った製品群の多くが海外からの輸入医療機器になっています。
この背景には日本の歯科医療機器産業が多くの小規模企業に支えられており生産・販売品目数は約15万点、販売単位も年間1個からの品目が存在するという多品種少量生産という産業の特異性により活性化の速度が得られにくいということも一因としてあります。
今回のプレゼンはメーカーの立場から見る業界としての取組みや流通を含めた産業構造について皆様にご案内差し上げたいと思います。その中で忌憚のないご意見などお聞かせいただければと考えています。


ディスカッションテーマ 「歯科医療機器産業と歯科技工」


着眼点 
多品種少量生産という特異性を論考し、日本の歯科における
産業構造から歯科技工業界の発展性や問題点について検討する。

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