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「歯科技工におけるマーケティング談義」

【日 時】 平成24年 8月17日(金) 19:00~20:45

【場 所】 かながわ県民活動サポートセンター会議室403(定員 60名)

【内 容】

・19:00-20:45

テーマ: ~歯科技工におけるマーケティング談義~

 株式会社 デンタルアクト 取締役 山室 拓也 氏

〒242-0021 神奈川県大和市中央5-6-10 TEL 046(263)2007

 

 


 

 

「歯科技工におけるマーケティング談義」

 

株式会社デンタルアクト 取締役 山室 拓也

 

日本の公的医療保険制度はWHO(世界保健機関:World Health Organization)からも世界最高評価を受け、世界のトップレベルと言われていますが、TPP交渉問題等を含め先進国中最低の医療費と医師数…、と現実的にはその医療制度に疑問を投げかける人が多いようです。

 

一方、我々歯科技工業界には保険適用の歯科技工物が膨大な市場を形成しています。しかし、その製作技工料金はダンピング競争を余儀なくされ、経営的には、自費歯科技工物の受注割合を増やさざるをえないのが現状です。

 

私自身が住まい、会社の所在地でもある「神奈川県」、この神奈川県に於いて歯科医院を経営する歯科医師、いわば私たちの生活基盤を支えて頂く先生方は「神奈川方式?」と呼ばれる問題に難儀しています。少なからずこの問題は,上述したダンピング問題との因果関係を否めません。がしかし、そんなことは言っていられません。この仕事を天命としての職と決めた以上、また社員とその家族の生活を守るためにも、たとえ会社の利益幅は少なくともCSR(企業の社会的責任:Corporate Social Responsibility)普及に努める事が義務であります。

 

歯科技工所は一企業として・労働環境改善(残業含む)問題・良質な歯科技工士の確保・そして何よりも企業存続が重要な課題となります。作業工程が多く、これらの課題へ対処するには困難性が高い職種かもしれませんが、常にイノベーションを起こし、やり遂げるしかありません。

 

私が勤務する会社では歯科技工部門をメインに歯科材料部門、自社開発商品の製造・販売などを行っています。今回は、そのような事業形態をミドルマネジメントする立場からの視点でお話しをさせていただきます。

 

そして神奈川県下、名立たる歯科技工所のトップ層が所属する地域連携型組織「神奈川歯科技工ネット研究会」内の関係分析、得意分野の組み合わせ、また,地域連携の目指す「ミッション」を確認し,共有できるモーメントとなる談義ができたらと思っています。

 

 

 

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