「経営的視点からのレーザー溶接機導入について」
【日 時】 平成26年 5月16日(金) 午後6時30分~午後8時30分
【場 所】 かながわ県民活動サポートセンター会議室405号室
【内 容】
◆テーマ 「経営的視点からのレーザー溶接機導入について」
◆発表者 有限会社 ケイ・ワークス 代表取締役 橘田 修 氏
「経営的視点からのレーザー溶接機導入について」
有限会社 ケイ・ワークス
代表取締役 橘田 修
歯科技工業界においてレーザー溶接機が導入されてから久しいが,日本においての普及はヨーロッパと比較して遅いと思われる.
その原因は様々であろうが,高額なレーザー溶接機は副次的に使用されることが多く,一つには経営的価値が担保されにくい装置であることが考えられる.そのために購入への躊躇が経営者心理にあるのではないかと想像できる.
例えば,近年のCAD/CAM装置の普及は高額であるにもかかわらず目覚ましいといえる.おそらく理由は,装置そのものが直接的な収益源になると経営者がイメージできるからであろう.
レーザー溶接機の優位点は,ろう付け法に比較して,接合強度が強く,埋没操作等の煩雑性が少ないといったことが挙げられる.また,溶接部付近への熱影響が少なく,修理対応等の応用範囲が広いことなどもある.
これらのことは,結果的に長時間労働への対処に繋がり,経営効率の良い装置であると考えられる.
今回は,経営的視点から弊社における実用例を示し,その「本質的利用法」や「新たな可能性」を皆様とご一緒に検討させて頂きたい.