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「歯科技工におけるアライアンスの可能性」

【日 時】 平成22年6月10日(木) 19:00~21:00 
【場 所】 ㈱横浜トラスト歯科技工研究所 (横浜市神奈川区台町14-15 栄ビル2F)
【内 容】
・19:15-19:45
 テーマ:  ~歯科技工におけるアライアンスの可能性~
 発表者: 傳寳弥里 氏 (アルモニア代表)   armonia@candy.odn.ne.jp
・19:45-21:00
 ディスカッションテーマ: 「~歯科技工におけるアライアンスの可能性~」
【参加料】 無料

 

「歯科技工におけるアライアンスの可能性」   

アルモニア代表  傳寳弥里

 

以前はIT・電機・通信・金融など競争が激しい業界を中心としてアライアンスが活発であったが株式交換などが活発になるにつれて、多くの業界においてアライアンスが展開されている。歯科技工でのアライアンスの可能性について考えてみたい。

 

●アライアンスとは
アライアンスの本来の意味は同盟、連合。企業経営上で用いるアライアンスとは、複数の企業間の様々な連携・共同行動を指す。

 

●アライアンスの形態
資本関係を伴うか否かで大きく区分することができる。一般的に資本関係を伴えば連携の強いアライアンスとなる。もっとも、強固なアライアンス形態は、異なる2つの会社が法的にも統合する合併。資本関係を伴わないアライアンスとしては、特定機能に限った販売提携、生産提携、技術規格の共同化、物流の共同配送、廃棄物の共同リサイクルど。

 

合併・買収(M&A)
持株会社による統合
資本参加(マジョリティー出資~マイノリティー出資)
ジョイントベンチャー提携(生産、販売、開発、物流・・・)

 

資本関係を伴わないは、統合する必要があるM&Aに比べて、時間・資金をそれほど要することなく進めることができ、思惑が外れた場合の解消も容易にできる点で異なる。ただし、緩やかな結びつきであるために、アライアンスを構築した後のコントロールは各企業に委ねられ、相乗効果が当初想定したほど発揮されない場合もある。

 

着眼点
中小規模ラボが多い歯科技工において考えられるアライアンスの形態は資本関係を結ばない提携と考えるがどんな作業、業務において提携が結べるのか?

 

 

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