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「これからの歯科技工界を思う」

【日 時】 平成23年 7月15日(金) 19:00~21:00
【場 所】 かながわ県民活動サポートセンター会議室301
【内 容】
 ・19:00-19:45
 テーマ:
「これからの歯科技工界を思う」

 発表者: 仁科 匡生 氏 

 

  ・19:45-21:00
 ディスカッションテーマ: 「~Computerized Dental Technology 新時代の人材育成~」

 


【参加料】 会場使用料¥500

 

「これからの歯科技工界を思う」 

 

仁科 匡生  NC_Business

 

 昨今のコンピュータライズド歯科技工は進歩発展が著しく、とくに欧米ではDental CAD/CAMにおける研究・起業・実践と実社会に普及されている。現在では、デジタル印象などコンピュータ支援デンタル テクノロジィーによって、新素材など機材の開発と共に新しい歯科医療システムが次々と起こりつつある。

 

 一方日本でも、こうしたデジタル・デンティストリーの研究には「勝るとも劣らず」であるが、こうした社会変化に伴う人材の育成や、そうした技術に対応した歯科技工士への教育・指導・実質研修などの遅れが生じ、未だ暗中模索の中にある。もちろん、それらは各国の歯科事情にも依るが、こうした知識不足は、技術の未熟度、時代の先読み不足など、歯科技工業全体にブレーキがかかり、世界に自負する日本の歯科技工技術にも憂いを残すこととなり得ない。

 

 こうした時代にマッチした歯科技工士の育成には、歯科技工の大学化、環境として歯科大学の教育施設、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士の三者を以てして学術・技術研究を進めることも必要である。さらには4年制専門学校による高度専門士の育成と技術大学院などによる技術博士など、臨床、技術などの科学的プロ化にすべきであると思われる。

 

 最も大事なことは、こうした彼らを受け入れるべく歯科技工業の実社会における態勢が問われていない、ディスカションも少ないと思われる。こうした技工業界の経営者のリーダーシップや、新技工士の受け入れ方、または、その取り組み方にも問題があるのではないかと思っている。

 

 そこで、神奈川歯科技工ネットでは、どのように、こうした歯科技工士の受け入れ方をしたら良いのか、皆さんと共に考えてみたい。

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