和田精密歯研株式会社「弊社におけるデジタル技工の現状と新社屋紹介」
【日 時】
平成27年 11月27日(金) 午後6時30分~午後8時45分
【場 所】
一般社団法人 神奈川県歯科技工士会事務所 大会議室
横浜市西区平沼1-40-17 (モンテベルデ横浜201号)
【内 容】
テーマ 「「弊社におけるデジタル技工の現状と新社屋紹介」
発表者 和田精密歯研株式会社 常務取締役 生産本部長 樋口 鎮央 氏
「弊社におけるデジタル技工の現状と新社屋紹介」
和田精密歯研株式会社
常務取締役 樋口鎮央
近年,我々の身の回りにはデジタル家電や携帯電話などデジタル機器がなくてはならないものになってきているが歯科においてもレントゲンや口腔内スキャナーなども使われ始め,Digital dentistryと言う大きな波が打ち寄せて来ている.
国内においては数年前より,新しく歯科用材料としてジルコニアが使われるようになり,CAD/CAMでの加工を余儀なくされたが今では多くの臨床に使われるようになっている.
また,インプラントの上部構造においてもCAD/CAMでの製作が必須となってきており,保険の修復物においてもCAD/CAM冠が保険収載され,ますます,デジタル化の加速度が増すものと思われる.
そのような中,弊社は22年前よりデジタル機器を導入し,製造を開始しているが随時新たなシステムを導入し,製造体制を整えている.また,昨今の技工士不足の問題もあり,全国の製造拠点の作業環境の改善を行なう中,本年7月には福島県より,東日本大震災からの復興を目指す「ふくしま産業復興企業立地補助金」を受けることが出来,既に稼働している.弊社の社屋の中では最大で最新の設備を配備し,作業環境の整った社屋となり,今後生産能力も高めていく予定である.
今回は弊社の現状と新社屋のご紹介をできればと思います.